フューエルセンダーユニット交換

2016年10月

私のW124も例に漏れず、燃料計の針がぴょこぴょこ始めました。
これもW124メンテナンスの定番、フューエルセンダーユニットの不良です。

フューエルセンダーユニットとは、燃料の残量を計測するセンサーで、燃料タンクの中で浮きを使って燃料の液面を電気的な接点で検知します。
その接点が不良となり、この「燃料計の針ぴょこぴょこ」が起こります。

センダーユニットを分解して接点を掃除すれば改善されるのですが、すぐに再発するでしょうから、ちょっと高いですがまだ新品部品がありましたので、今回は交換しました。


届いたフューエルセンダーユニット。立派な筒で梱包
されています。

取り出すと、こんな感じです。

あと、Oリングも交換しましょう。

センダーユニット 124-542-0004 \21,280
センダーユニット シールリング(大) 010-997-8148 \576
センダーユニット シールリング(小) 010-997-8048 \448

いずれも純正、税抜きです。
Oリングはパーツ番号が変わっていました。
センダーユニット、昔よりかなり高くなっています。


まず、トランクの内装を剥がします。
下と左と奥の内装を取り外します。
下はただひいてあるだけ。
左の内装の剥がし方は、アンテナカバーの交換を参照
して下さい。


奥側ですが、上にフックで掛けてあるだけです。
私の場合、CDチェンジャーとナビの本体をトランクの上に
吊っているため、このフックから内装を外すのに思いの他
苦労しました。
面倒くさがらず、CDチェンジャーとナビを下ろした方が、
ずっと簡単に済みました。


こんな感じで吊ってあります。


奥の内装を外すと、燃料タンクが見えます。
この、線が繋がっているのがセンダーユニットです。


配線を引き抜き、でっかいナットをウォータープライヤー
で外しました。


裏側には、二つのOリングが付いています。


センダーユニットをこれぐらい取り出し、中に溜まっている
ガソリンが抜けるのを待ちます。


Oリングを新品に交換します。


新しいセンダーユニットを挿し込み、ナットを締めて、
配線を戻します。

内装を元に戻して完成!!

1時間ほどで、交換完了。
燃料計の針ぴょこは無事無くなりました(嬉)。