残光ルームランプVer2

お問い合わせが多かった残光ルームランプに関して、少し改良を加え、部品も入手が容易な物に置き換えたバージョンを作りました。
また、仲間にデモした結果、残光時間はもっと長い方が良いということでしたので、もっとゆっくり消える様にしました。


これが回路図です。
@が+12V、Aがランプからの配線、Bがスイッチへ
の配線、Cがアースに繋がります。
部品は、全て秋葉原の千石電商で入手可能な
物にしました。千石電商のHPから通販でも買えます。

回路は、DDさんの「DD's Private」に掲載されて
いたBMW用のものをW124用に改造しました。
DDさん、いつも面白い情報をありがとうございます。


設置できるスペースが限られているので、15×13mmの基板に
押し込みました。部品代は\200ぐらいでしょうか。
FETと電解コンデンサは接触しないようにビニールテープで
絶縁してあります。
FETは残光しているとき、熱を出します。本来ならば放熱板等で
熱対策をしなければならないのですが、連続して残光させること
は実際にはないでしょうから、これで様子見です。
(点灯中、消灯中は発熱しません。)


裏側の配線です。
なるべく薄くするため、基板に飛び出す部品からの線は
極力短くしてあります。


リード線を取り付けました。太からず細からずで、0.5sqの
リード線を使いました。
回路図での@か赤、Aが緑、Bが青、Cが黒です。
熱縮チューブでまとめてあります。


そして裏側。汚いハンダ付けでハズカシイ・・。


ビニールテープで覆いました。


横から見ると、ルームランプユニットの隙間に合わせて、
三角形になっているのが分かると思います。


なぜか、勢いで3組も作ってしまいました。


ルームランプユニットへの取付です。
ルームランプユニットはツメを折らないように
慎重に分解します。
まず、画面中央の電解コンデンサを起こし、
設置場所を作ります。


Cの黒線(アース)は、基板上に出ているジャンパ線に
ハンダ付けします。


@の赤線(+12V)はこの抵抗のリード線にハンダ付けします。


スイッチの配線ですが、基板同士を繋いでいる並行ケーブル
の一番内側の線をカッターナイフで分離させ、基板から
抜きます。カッターで切る部分は、線と線の丁度真ん中に
して、被覆を破らないようにします。


基板から引き抜いた穴にBの青線(スイッチへの配線)を
差し込み、ハンダ付けします。


基板から引き抜いた線にAの緑線(ランプからの配線)を
ハンダ付けします。熱縮チューブで絶縁します。


ルームランプユニットを元通りに組み立てます。
Ver2残光ユニット、ぴったりコンパクトに収まりました。
基板が黒いので、よく判りませんね(^^;。


こちら以前のVer1の写真です。


Ver1とVer2の残光ユニット。
小型化されているとともに、Ver2では残光時間を倍くらい長く
チューニングしてあります。

ここにある情報は、私の個人的な改造ですので、チャレンジされる場合はご自身の責任でお願いします。
ルームランプユニットの仕様は、私のW124についていた物を解析して記述していますので、全てのW124に適合するかどうかは不明です。
ご意見・ご質問等ありましたら、遠慮なくメールして下さいね(^^。