シフトリンケージブッシュ交換

2007年4月

W124メンテナンスの定番、シフトリンケージブッシュの交換です。
あるときに、シフトノブがグラグラになり、シフトすると金属音がするようになります。
そうなると、シフトリンケージブッシュの交換です。


シフトリンケージのブッシュ。2個使用しています。
パーツ番号「115 992 03 10」、単価は税抜き\260。

シフトリンケージブッシュを留めているロック。
パーツ番号「000 994 41 60」、単価は税抜き\90。

交換する部品は安いのですが、交換する手間は結構
かかりますので、工賃そこそこ取られます。


今回、このような工具を自作しました。
ホームセンターで入手した水道管のエンドキャップに
ネジを切り、ボルトを取り付けた簡単なものです。

まずは、車をジャッキアップします。
私は、車を20cmほど持ち上げる樹脂製のスロープを
通販で購入しまして、タイヤを外さない整備で使用して
います。

車の下にもぐりこんで、シフトリンケージを外します。
朽ち果てて、茶色く変色したブッシュ・・・。


新しいブッシュにグリスをつけて、自作工具で取り付けます。


レンチで締めると・・・


はまりました。簡単カンタン。


こんな感じにはまります。


リンケージを元通り取り付けました。


続いて車体側。
下にもぐりこんで、同じようにブッシュをはめます。


自作工具のおかげで、力も入れず間単に完了。


写真が上手くとれていませんが、トランスミッション側に、
シフトポジションを検知するスイッチが付いていますので、
それがリンケージアームの穴にはまるように取り付けます。

ロックの板バネは結構硬くて、はめるのに苦労します。
私は、ロックに細いドライバを差し込んで、少し開いた状態で
取り付けています。

1時間ほどで、無事交換完了。
シフトノブを動かす感じが、カチッとして、とても良くなりました。