キーホールカバー取付

車上荒しは、ドアの鍵やリア三角ウィンドウを破壊して侵入するそうです。
車内に貴重品を置いていなくても、鍵を破壊されると修理代だけでン万円、またキーシリンダーをドイツから取り寄せるため、修理にン週間なんて話を聞きます。
私の場合、キーレスを取り付けてから鍵穴にアクセスすることが無くなりましたので、防犯上の観点からドアの鍵穴を無くすことにしました。
キーレスが壊れても、トランクの鍵で開錠すれば良いですものね。
社外アクセサリパーツで「ドアロックポイントブロック」というものが\3500ぐらいで発売されています。これはドアの鍵穴をキーシリンダーごと外して代わりにはめるフタです。

そんなとき、リアドアハンドルのカバーが同様にフロントにも使えるという噂を聞きましたので、やってみました。
リアドアからハンドルカバーを外し、フロントに移植したところ、ぴったりフィットしました。

そこで、悪の総本山ベンツの聖地・芝浦ヤナセに電話してパーツの価格を尋ねたところ、1個\3280ということなので取り寄せをお願いしました。
すると驚いたことに、数時間後に芝浦ヤナセに届きますとのことなので、その日のうちに取りに行きました。

初めて行ったヤナセ本社、広い敷地にありとあらゆるベンツが百台以上置いてあり、サービス工場には作業中の車両が何台もリフトアップされています。
パーツセンターに行くと、係りの人が小さな部品なのに、とても親切・丁寧に応対してくれました。
(何も言わないのに、2個で税込み\6400におまけまでしてくれました。)
その上、私のわがままなパーツ検索リクエストにも快く応じてくれました。
流石、ベンツの故郷ヤナセ。私、ヤナセがちょっとかなり好きになりました(*^^*)。


購入したリアドアハンドルカバー。
ずっしりした丈夫そうな金属で出来ています。
裏にはしっかりベンツマークが入ってます。


部品番号は「124 766 02 56」で、左右とも同じパーツです。


施工前の鍵穴。


ドアを開け、プラスチックのカバーを外します。


3mmのヘキサゴンレンチでスクリューを緩めます。
スクリューは外す必要はありません。


鍵をさしこみ、回してキーシリンダーを外します。


リアドアハンドル用のカバーを取り付けて、スクリューを
しっかり締めて、プラスチックのカバーを戻しておしまい。
鍵穴が無くなると見た目もすっきりしますね。


外したキーシリンダー。裏側はセキュリティの都合上非公開。
ホコリ等で汚れていましたので、キレイに掃除して、
大切に保管します(^^。

今回も超簡単。部品さえ手に入れば、5分で交換出来ます。


追加:2005/12/04

「鍵穴を無くして、バッテリーが上がったらどうするの?」という質問を頂きました。

私の場合、バッテリー上がり対策としてトランク内に電源コネクタを設けてあります。
バッテリーが上がった時は鍵穴を使ってトランクを開け、このコネクタに新しいバッテリーを繋ぎ、リモコンで開錠する、というわけです。
トランク内の電源コネクタはそんなに太い線ではないので、セルモーターを回すことは無理ですが、キーレスおよび集中ドアロックを動かすだけですので大丈夫です。

E500/500Eはトランクにバッテリーがあるので問題無いですね(^^。