フロントブレーキディスク・パッド交換

2015年9月

今回はフロントブレーキディスクとパッドの交換です。
ややこしいことは何もなく、作業のみです。


新しいフロントブレーキディスクとパッドです。ディスクは純正、
パッドはOEMパーツです。


まず、ディスクのサビ止め塗装を剥がします。
これが、今回の作業で一番大変でした。
ブレーキクリーナーで根性で落としました。
前の日にやっておけば良かった・・・


ブレーキパッドの角を金属用ヤスリで面取りします。
これをやっておくとブレーキが鳴きにくいです。


パッドを固定しているピンをピン抜きで叩いて抜きます。


パッドを押さえている金具とブレーキパッドセンサーを
外します。
その後、古いパッドを抜き取ります。

ブレーキディスクが古いと、ディスクの内側が削れて外周
にふくらみが残り、そこにパッドが引っかかって抜けなかっ
たりします。
そんなときは、パッドを「ブレーキディスクセパレーター」
(後で出てきます)でちょっと広げてあげて抜き取ります。

パッド交換だけでしたら、この後のディスク交換は省略
して先に進んで下さい。


ディスクを交換するために、ブレーキキャリパーを外します。
ここで、アマゾンで買った60cmブレーカーバーが登場!
固いボルト2本も簡単に緩みます。


ブレーキキャリパーを外し、ブレーキホースに無理な力が
かからないように、サスペンションなどに、紐でつるして
おきます。

ブレーキディスクを仮止めしているボルトを5mmヘキサゴン
で外します。ディスクが空回りしてしまうので、フライホイール
レンチで押さえていますが、そんなに固いネジではないので
ディスクを手で押さえても緩みます。


ディスクを交換して、キャリパーを戻しました。


厚い新品のブレーキパッドを差し込むために、
「ブレーキディスクセパレーター」(アマゾンで2500円ぐらい)
で目一杯広げます。


パッドの裏に、ブレーキパッド用グリスを塗ります。
これも、鳴きを抑えます。


パッドをはめ込み、今度は裏側からピンを叩き込みます。
片方付けたら、パッドをおさえる金属板を取り付け、
もう一本のピンも叩き込みます。


ブレーキパッドセンサーを取り付けておしまい。
センサーの配線は、必ず金属板の押さえの下を通しま
しょう。
以前、車屋さんがいい加減な配線をして、ケーブルが
ホイールに当たっていて、結果、しばらくしたら削れて
ショートし、車輪が回るとブレーキパッド警告灯が点滅
するようになったことがありました。


反対側も完了!

左右2時間ほどで、無事交換完了。
しばらくあたりがとれるまで、慎重に運転です。