ボンネットインシュレーター張り替え

2012年9月

ボンネットの裏側に張ってある断熱材のスポンジ(フードインシュレーターというそうです)が、
ルーフライニングと同じように、加水分解でボロボロになって来ます。
結果、フードインシュレーターがだらりと下がって来ます。
古いインシュレーターを剥がすのが面倒で、ガムテープで端を止めていたのですが、天気の
良い日にえいやっと張り替えです。
ついでに、ボロボロだったボンネット周りの樹脂パーツも交換しました。


まずは、ブルーシートで養生して古いインシュレーターを
剥がします。もう、スポンジがボロボロで大変・・・。
ブルーシートはマグネットでフェンダーに止めています。


こんな感じで、古いスポンジはボロッと取れます。
大変なのは、接着された部分をプラスチックのスクレイパー
でガリガリこそげ落とすこと。
少しでもスポンジを散らかさない様に、ゴミ袋をマグネットで
貼って、そこに剥がし入れるようにしています。

(二時間経過)
キリが無いので、この程度でカンベンしてやろう・・。


さて、新しいインシュレーターを張り込みます。
ボンネットを垂直に開けて、接着剤をつけずに、インシュレー
ターを合わせます。
ずれないように、ビニールテープで止めながら、片側をめくり、
中心部の上部のみにスプレーボンドを吹き付け、一部分のみ
張り合わせます。
一旦めくりを戻し、位置がずれていないことを確認し、ちょっと
乾燥させてから、また片側をめくり、間にボンドを吹き付けつつ、
外側へと張り込んで行きます。

こんなとき、スプレーボンドは本当に便利です。
手が入り辛い隙間に狙ってスプレーすることが出来ます。
ボンドは、車体側とインシュレーターの接着面両側にスプレー
します。

片側が終わったら、反対側も同じように張り合わせます。


キレイになりました。
インシュレーターはスピードジャパンで購入。
部品番号「124-680-0025」、12,810円でした。


今回は、ついでにボンネット前方の樹脂部品も交換しました。
熱と経年劣化で薄い部分がボロボロと取れています。
上が新品部品、下が古い部品です。

『フロントフードシール』
左、パーツ番号「124 889 19 98」、
右、パーツ番号「124 889 21 98」、
単価は純正部品でどちらも税抜き\1,560。


フードシールは、こんな樹脂製のピンで止まっています。
外すときはフードシールごと引き抜くのですが、はめるときは
深い穴の奥に差し込まなければならないので、このような
精密ドライバーの先に付けて、穴に押し込みます。


新車同様になって、(自己)満足です(^^)。

古いインシュレーターを剥がすのに2時間、張って何だかんだで1時間、結構大変でした。
見えないところなので、本当に自己満足ですね・・・。