ウィンドウレギュレータ交換

2010年10月

ある日、運転席側「の窓を上げていると、「バキッ」という音とともに、窓が開かなくなりました。
ウインドウレギュレータが逝った様です。
急ぎで直さないと車が使えなくて困るので、スピードジャパンに発注、2日で届きました。
スピードジャパンってホント便利〜。

部品は「フロントウィンドーレギュレーター右(A124-720-0446)」、18,480円でした。
さあ、楽しく交換しましょう。



まず、ドアミラーの車体側カバーを外します。
W124は、とにかくプラスチックのツメで止まっている部品が
多いです。ツメを折らないように、慎重に工具を差し込み、
ピンポイントでツメを外します。


このように、手前に倒します。


ツメは、このような三箇所の穴に差し込まれています。


続いて、パワーシートのスイッチノブを外します。
引っ張れば、抜けます。


ワッシャーをなくさない様に。


スイッチのカバーを外します。
慎重に工具を差し込み・・・


手前に倒します。
このようなツメで止まっています。


ドアロック解除ハンドルのカバーです。


手前に開くように外します。


ツメの配置です。


ドアハンドルを固定しているネジを外します。


ドアキャッチのカバーを外します。


外れました。


ドア下部の足元を照らす電球を外します。


ドアロック解除ハンドルの下側に、ドア内ち張りを止めている
ツメがあります。軽く内ち張りを引き出し、このツメから外し
ます。


ドア内ち張りを上に持ち上げるようにして全ての
ツメを外し、取り外します。
このように、沢山のツメで止まっています。


ドアスピーカーの部分のツメ。


ドア後方上部のツメ。
窓枠の下側に引っ掛ける様になっています。


ドア前方のツメ。


さて、ドア側です。




スピーカーユニットを止めているボルトを外し、
配線を外してスピーカーユニットを取り去ります。


防水ビニールを遮音材とともにまくり上げ、養生テープで
作業の邪魔にならないように固定します。
国産車ですと、ブチルゴムベタベタでビニールが貼って
あるのに比べ、とても作業がし易いですね。


なんとか窓をこの位置まで下ろし、レギュレータを
固定しているナットを外します。


窓ガラス下のレールの切り込みからレギュレータを外し、
ガラスが落下しないように、窓枠にテープで固定します。


モータを見える位置に移動し、レギュレータと分離します。
モータは取り出さず、ドア内に置いておきます。


知恵の輪のように、レギュレータを取り出します。


レギュレータの歯が磨り減っていますが、
まだ欠けてはいません。


動かなくなったのは、このアームを歯車に固定している
スポット溶接が外れたためでした。

外すのと逆の手順で新しいレギュレータを取り付けます。

スムーズに窓が上下するように、ドア内ち張りを戻す前に何度も動作確認をして、
レギュレータの取り付け位置を微調整しました。

初めての作業でしたので、写真を撮りながら、悩みながら、3時間ほどかかってしまいました。
今まで、窓を開閉すると摺るような音を立てていたのですが、それが無くなり、快適です。